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殴りプリ的ペアPT考察。

ここでの相手の職は代表的な育成スタイルを指します。
特殊な育成についてはステータスの近い職業を参考にすると良いと思います。

剣士系
基本戦闘力が高いので、プリ側の役目は沸きすぎたときの限界を引き伸ばすためのタゲ預かり要員+通常回復要員。
マニピ切らさないようにしていればSPが余ってくるはずなので、多少のMHは蹴散らしてくれます。

ただしVIT先行タイプとのコンビは互いに殲滅力不足という欠点があるのでそこを補って行く方向で。特にVITクルセだと範囲火力不足で極めて敵を溜め込みやすい。
ここで唯一例外的なのはGXクルセだが、基本的に自ヒールができないGXとは回復面から言ってまともにPTができないと思います。ヒール型GXですら、SP回復に気を使ったプリでないとなかなかスムーズな行動は取れないだろう。

シーフ系
互いに背中を預けながら戦っていくことになります。相手の殲滅力にもよりますが、敵を溜めない行動が最重要。
殴りプリ向きのシーフ系は攻撃にも重点を置いているタイプが望ましい。
攻撃支援の豊富な殴りプリ+攻撃特化で若干防御面が弱いシーフ系が一緒になると足りないところを補い合えます。
防御優先のタイプ(極AGIなど)はASPDが完成域になるまでは殲滅力が非常に低いので、とにかく殲滅量に見合った狩場、行動を心がける。

アーチャー系
ハンターならグロリアがほしいところ。LUK1でも気まぐれがあります。
自衛ができない防御無視のDS師スタイルとは、WIZと同じようにプリ壁。
パッシブ戦闘力の高いバランスや二極、鷹ハンタは被ダメ補填と人間カートが重要。プリの積載量で長期滞在もOK。
楽器バード、鞭ダンサーは耐久性が高いが、弓ほどの火力は望めない。
転生職のアローバルカンは一撃が強力だが連射が効かないので、対多数の場合は気をつけること。

WIZ
どの型でも脆さという面ではやはり際立ってしまうのですが、特にDEX型はどんなにPスキルがあっても不意の事故がありますからその補填。
殲滅力に関してはWIZだけで普通は十分なので、自分は殴るほうに夢中にならずに、WIZを過保護気味にしていたほうが事故死は少ない。
WIZ向けのスキルが少ないとコンビとして最適とはいえないが、序盤から防御ステが突出していることが多い殴り型は壁としてかなり優秀。
完成域のAGIWIZとPTを組む際は、一緒に動くだけがPTではないので、フレキシブルな運用を。

セージ
あえてマジ系は分けたんですが、理由は範囲火力というのが第一。
次にタイプ別で傾向が変わりすぎるのでひとくくりにできないのでした。
いわゆるプチ強いマジ型の詠唱型セージならWIZに準じます。ただし範囲火力が乏しいので殲滅力の面ではWIZと同等に考えていると少し大変である。
FCAS型といく場合は属性が良く通る狩場を選定する形が多い。
付与を持っているタイプであれば付与をしてもらうのもまた手段である。
殴り型といく場合は、ほぼ間違いなく付与を所持していると思いますので、最大限付与を発揮できる狩場が望ましいと思います。

商人系
戦闘BSなら通常の戦闘力に関しては騎士に近いポテンシャルがあるのでよほど不利な状況にならなければごり押しも可能。
必須スキルはマニピ。AR、OTWPで敵を選ばない上にブーストがものすごい。そして緊急時のフルスキルCR連打。
通常から不足気味のFLEEもIAで補って猛烈な攻撃力を誇ります。武器研究の必中がある上にDEXも高い、さらにHFのスタンであらゆる敵にHIT。
ARはプリにとっても楽しいので組むと幸せになれます。が、高レベルBS落ちてないのが難点。
アルケミストはスキルに非常にお金がかかるのが難点ですが、それらも利用しての行動であれば攻守に優れた殴りプリに近い存在になります。
逆にプリにべったりでまかせっきりなタイプだとほとんど商人と変わらないので、行動範囲が狭まってしまいます。

プリースト
お互いを生かすようなPTは組みにくい。共闘のような感覚でお互いに戦い、ピンチの時の助け合いをしていれば、少し格上の敵でも安全に倒せます。
純支援プリと組む場合は、残念ながらPTパフォーマンスとしては最悪かもしれません(役割が被ってしまう上、相手を守った上二人分の殲滅を担当するほど殴りプリは強くない)
MEプリとはMEを生かせる場所ならそこそこ互いを生かせます。ですが、MEが効かない場所だと支援プリよりさらに互いを生かすチャンスが減ります。
ただし、安定度としてはかなりの性能を誇る。GD3やニブルヘイムではいい感じに狩れるかもしれません。

モンク
セージと同じくプリーストとはまた傾向が違い、なおかつバリエーションに富むので別項とします。
パッシブまたはコンボ型の場合は、シーフ系とほとんど傾向は一緒です。発頸や阿修羅を持っているならば、それらを生かした狩もありえます。
支援面がアコライトと同等な殴りプリですので、マニピで回復を補ってやることによって自己ブーストを担当できるのも大きい。別行動での狩も。
指弾型の場合はプチ強いマジ系セージに近い傾向になります。やはり発頸を持っているので、それらを生かした狩もありえます。

全体に
相手職側がプリを守るという行動をほぼしなくて済むために、相方ともども狩場最低限の自衛力があり、残り全てを殲滅力に回したようなキャラクターが殴りプリとのペアに向いている。。
プリ側が殲滅力で上回ることはありえないと言っていいので、殴りプリ側はある程度敵の体力を削るなり共闘ボーナス入れておくなり、支援スキルの掛け直しをしておくなどしていこう。
メインの殲滅役はあくまで相手あり、相手を立てるように行動する。

また、相手側もあくまで殴りプリは殴りプリという職だと言う認識が必要。
不必要にプリースト側のタゲを取りにきたり、スキのない援護を求めるのは筋違い。
自衛も攻撃参加も普通にできるし、支援援護はあくまで片手間の援護なので期待のタイミングどおりに支援が来ると期待してはいけない。
何より粘り強いタイプなので、瞬間的なピンチを乗り越えれば、戦線の維持はたやすくなった。

よって、相棒に求めることはそのような状態の打破ができるタイプが最適。
純粋に攻撃力が高く、殲滅力に長けたPCのほうが殴りプリの欠点を補える上に戦闘時間も短くなり結果として被弾が減る。それならば小ヒールでも十分な援護量となる。

もちろんPTを組むならば支援スキルを多数所持しているほうが有利であり、ソロ性能が高くても円滑なPTプレイができるというわけではないことを自覚して、最大限PTに貢献できるような行動を心がけていきたい。

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