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2006年03月08日

ステータス構築について

近接物理攻撃職の一種である殴りプリにもっとも有効に働くステータスはSTR、AGI、DEXに集約される。すなわち殲滅力のSTR、防御のAGI、命中率のHITである。

しかし、その他のステータスによって向上する安定性や極地能力は捨てがたいものがある。

STRは狩場の沸きに対抗できるだけの値が望ましく、殲滅力が上がればそれだけ敵を倒しやすく、経験値も稼ぎやすい。
AGIは複数の敵に囲まれても死ぬことなく防御を行っていくだけ(AGIの場合は避けるわけだ)の値があればいい。
DEXは狩場の主たる敵に命中できるだけあれば良い。

しかし適度なVITがなければ状態異常攻撃に対して弱点をカバーしきれないし、適度なINTがなければヒールによる回復量を上昇させることもできない。他にも多数のPTメンバーを支えることも難しくなる。
また、適度なLUKがなければ敵の固い装甲を貫くことができず、また、大量に囲まれた状態でも逃げ出すことすらままならないことも起こる。

これらのバランスをとってやったり、あえて極端な値を振り切ることによってキャラの個性が構築されていくわけなので、慎重に構成をしていきたいところである。

殴りプリのステータス

STR
 物理攻撃力(ATK)が上昇する。所持限界量が上昇する。
 物理攻撃を主体とする殴りプリにおいては、直接殲滅力にかかわるステータス。
 これを上昇させることが殲滅力強化に直結する。
 防御力の過剰なハイプリーストは特に重視をすると育成が楽になるようです。

 AGI型であればASPDによってSTRを抑えることも可能である。
 所持量のメリットに関しては、副次的なものと考えたほうがいいだろう。

AGI
 回避率(FLEEの左側)が上昇する。攻撃速度(ASPD)が上昇する。
 敵の攻撃を避けることによって防御の基本とするAGI型においては最重要なステータスになる。
 純粋にあればあるほど良いのだが、実際にはよけることが難しい攻撃や必中の攻撃、どんなにFLEEを確保しても回避率の上限があるので最適な値は他ステとの兼ね合いとなる。 AGI型でもカンストすることによるメリットは限られるので、計画的なステ振りを。

 ちなみに、DEXをそこそこ確保した上で補正込みAGI100程度を確保できればASPD170台は達成できます。

VIT
 HPが上昇する。大多数の状態異常の回復が早まる又はかかりにくくなる。減算防御力(DEF表示の右側)が上昇する。
 AGI型には軽視されがちなステータスだが、即死防止、状態異常予防と振っただけ効力を発揮するステータスでもある。強敵に挑んだり対人戦をやるなら必須になる。
 VIT型では60程度確保できれば現実的な行動が取れるが、やはり他ステとの兼ね合いになる面が多い。
 減算防御力に関しては影響が微々たるものともいえるが、蓄積されていくと大きな差になる。案外馬鹿にできない。

INT
 SPが上昇する。減算魔法防御力(MDEF表示の右側)が上昇する。SP回復速度が上昇する。ヒール回復量が上昇する。
 殴りプリは通常のプリーストと違ってここを抑えて別のステータスに振り替える場合が大多数であるが、何もまったく必要がないわけではなく、やはりプリーストとしてのスキルを運用するという面においては重要になるステータスである。
 ヒール量が増加するという面において、防御力上昇にもつながってきます。
 また、マグナムブレイクやインベナム、ターンアンデッド、マグヌスエクソシズムなどの攻撃スキルの運用にも関わってきます。
 高いFLEE・ASPDに物を言わせてパッシブ戦闘力を発揮するAGI型以外には、かなり重要なステータスでもありますので、十分な確保をしたいところ。

DEX
 命中率(HIT)が上昇する。詠唱速度が上がる。ASPDが若干上昇する
 攻撃を当てる、詠唱スキルをすばやく使用するなど、プリーストにはかなり重要なステータスである。
 しかし、主従どちらかといえば従にあたるステータスなので、あまり多くは確保できない面もある。
 ハイプリーストは、アスムプティオが比較的詠唱の長いスキルになるので多く確保しておきたいところ。

LUK
 クリティカル発生率(CRI)が上昇する。完全回避率(FLEEの右側の表示)が上昇する。状態異常発生率が下がる。
 いまいち確実性にかけるステータスであるが、プリースト自身のJOB補正はこれが最大である(ハイプリは逆にかなり抑えられている)
 しかしグロリアを取得できるプリにはかなり有効に働くステータスでもある。ターンアンデッドの成功率にも関わる。
 固い敵にクリティカルを出すことができたり、軽い状態異常ならば発生率そのものを減算できるために目に見えないところで有効なステータスでもある。