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2007年03月05日

タナトス上層・ユペロス1・生体研究所3と殴り。

いわゆる最高峰ダンジョンですが。

実装直後には殴りには無理だという意見が多かったようなんですが、最近自分がいけるようになって行ってみたら意外と行けんじゃね?って感想。そりゃ最適ステのほうがいいに決まってるけどさ。そういう思考停止は嫌いなので考察してみる。
まあ前提はほぼ廃プリになっちゃうけど仕方ないやね…。

ちなみにうちの子のステータス的にはいわゆるAGIバランス。
大まかにLV90/58 STR70 AGI100 VIT40 INT55 DEX70 LUK20 (HP6000 SP1500 DEF50 FLEE190 HIT160)って感じに異常装備+ヨヨってのが基本です。メディタ10なんでヒールは現在1800位ね。

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2006年03月10日

殴りプリ的ペアPT考察。

ここでの相手の職は代表的な育成スタイルを指します。
特殊な育成についてはステータスの近い職業を参考にすると良いと思います。

剣士系
基本戦闘力が高いので、プリ側の役目は沸きすぎたときの限界を引き伸ばすためのタゲ預かり要員+通常回復要員。
マニピ切らさないようにしていればSPが余ってくるはずなので、多少のMHは蹴散らしてくれます。

ただしVIT先行タイプとのコンビは互いに殲滅力不足という欠点があるのでそこを補って行く方向で。特にVITクルセだと範囲火力不足で極めて敵を溜め込みやすい。
ここで唯一例外的なのはGXクルセだが、基本的に自ヒールができないGXとは回復面から言ってまともにPTができないと思います。ヒール型GXですら、SP回復に気を使ったプリでないとなかなかスムーズな行動は取れないだろう。

シーフ系
互いに背中を預けながら戦っていくことになります。相手の殲滅力にもよりますが、敵を溜めない行動が最重要。
殴りプリ向きのシーフ系は攻撃にも重点を置いているタイプが望ましい。
攻撃支援の豊富な殴りプリ+攻撃特化で若干防御面が弱いシーフ系が一緒になると足りないところを補い合えます。
防御優先のタイプ(極AGIなど)はASPDが完成域になるまでは殲滅力が非常に低いので、とにかく殲滅量に見合った狩場、行動を心がける。

アーチャー系
ハンターならグロリアがほしいところ。LUK1でも気まぐれがあります。
自衛ができない防御無視のDS師スタイルとは、WIZと同じようにプリ壁。
パッシブ戦闘力の高いバランスや二極、鷹ハンタは被ダメ補填と人間カートが重要。プリの積載量で長期滞在もOK。
楽器バード、鞭ダンサーは耐久性が高いが、弓ほどの火力は望めない。
転生職のアローバルカンは一撃が強力だが連射が効かないので、対多数の場合は気をつけること。

WIZ
どの型でも脆さという面ではやはり際立ってしまうのですが、特にDEX型はどんなにPスキルがあっても不意の事故がありますからその補填。
殲滅力に関してはWIZだけで普通は十分なので、自分は殴るほうに夢中にならずに、WIZを過保護気味にしていたほうが事故死は少ない。
WIZ向けのスキルが少ないとコンビとして最適とはいえないが、序盤から防御ステが突出していることが多い殴り型は壁としてかなり優秀。
完成域のAGIWIZとPTを組む際は、一緒に動くだけがPTではないので、フレキシブルな運用を。

セージ
あえてマジ系は分けたんですが、理由は範囲火力というのが第一。
次にタイプ別で傾向が変わりすぎるのでひとくくりにできないのでした。
いわゆるプチ強いマジ型の詠唱型セージならWIZに準じます。ただし範囲火力が乏しいので殲滅力の面ではWIZと同等に考えていると少し大変である。
FCAS型といく場合は属性が良く通る狩場を選定する形が多い。
付与を持っているタイプであれば付与をしてもらうのもまた手段である。
殴り型といく場合は、ほぼ間違いなく付与を所持していると思いますので、最大限付与を発揮できる狩場が望ましいと思います。

商人系
戦闘BSなら通常の戦闘力に関しては騎士に近いポテンシャルがあるのでよほど不利な状況にならなければごり押しも可能。
必須スキルはマニピ。AR、OTWPで敵を選ばない上にブーストがものすごい。そして緊急時のフルスキルCR連打。
通常から不足気味のFLEEもIAで補って猛烈な攻撃力を誇ります。武器研究の必中がある上にDEXも高い、さらにHFのスタンであらゆる敵にHIT。
ARはプリにとっても楽しいので組むと幸せになれます。が、高レベルBS落ちてないのが難点。
アルケミストはスキルに非常にお金がかかるのが難点ですが、それらも利用しての行動であれば攻守に優れた殴りプリに近い存在になります。
逆にプリにべったりでまかせっきりなタイプだとほとんど商人と変わらないので、行動範囲が狭まってしまいます。

プリースト
お互いを生かすようなPTは組みにくい。共闘のような感覚でお互いに戦い、ピンチの時の助け合いをしていれば、少し格上の敵でも安全に倒せます。
純支援プリと組む場合は、残念ながらPTパフォーマンスとしては最悪かもしれません(役割が被ってしまう上、相手を守った上二人分の殲滅を担当するほど殴りプリは強くない)
MEプリとはMEを生かせる場所ならそこそこ互いを生かせます。ですが、MEが効かない場所だと支援プリよりさらに互いを生かすチャンスが減ります。
ただし、安定度としてはかなりの性能を誇る。GD3やニブルヘイムではいい感じに狩れるかもしれません。

モンク
セージと同じくプリーストとはまた傾向が違い、なおかつバリエーションに富むので別項とします。
パッシブまたはコンボ型の場合は、シーフ系とほとんど傾向は一緒です。発頸や阿修羅を持っているならば、それらを生かした狩もありえます。
支援面がアコライトと同等な殴りプリですので、マニピで回復を補ってやることによって自己ブーストを担当できるのも大きい。別行動での狩も。
指弾型の場合はプチ強いマジ系セージに近い傾向になります。やはり発頸を持っているので、それらを生かした狩もありえます。

全体に
相手職側がプリを守るという行動をほぼしなくて済むために、相方ともども狩場最低限の自衛力があり、残り全てを殲滅力に回したようなキャラクターが殴りプリとのペアに向いている。。
プリ側が殲滅力で上回ることはありえないと言っていいので、殴りプリ側はある程度敵の体力を削るなり共闘ボーナス入れておくなり、支援スキルの掛け直しをしておくなどしていこう。
メインの殲滅役はあくまで相手あり、相手を立てるように行動する。

また、相手側もあくまで殴りプリは殴りプリという職だと言う認識が必要。
不必要にプリースト側のタゲを取りにきたり、スキのない援護を求めるのは筋違い。
自衛も攻撃参加も普通にできるし、支援援護はあくまで片手間の援護なので期待のタイミングどおりに支援が来ると期待してはいけない。
何より粘り強いタイプなので、瞬間的なピンチを乗り越えれば、戦線の維持はたやすくなった。

よって、相棒に求めることはそのような状態の打破ができるタイプが最適。
純粋に攻撃力が高く、殲滅力に長けたPCのほうが殴りプリの欠点を補える上に戦闘時間も短くなり結果として被弾が減る。それならば小ヒールでも十分な援護量となる。

もちろんPTを組むならば支援スキルを多数所持しているほうが有利であり、ソロ性能が高くても円滑なPTプレイができるというわけではないことを自覚して、最大限PTに貢献できるような行動を心がけていきたい。

PT構成の基本

前衛(盾)-中衛(遊撃)-後衛(火力)-支援(回復ブースト)というのが王道です。
BLv50-70位の中間域のPTではこのようなフルメンバーPTがメインになると思います。

2次職をメインにしてますが、1次職でも基本的な立ち回りは一緒。ただしスケールはどうしても一回り以上下がります。

また、職業で大体の傾向は決定されますが、実際どの役目が適任になるかはステータスと所持スキル次第なので職だけで判断しないように。
STR-INT槍騎士(後衛火力向け)はあまり前衛には向きません(精錬&プリの回復性能次第)し、AGIWIZ(中衛遊撃向け)は火力職としては少し役不足(防御力はあるが範囲火力の火力密度が薄い)です。

フル構成(前1-中1-後2-支援1)…5人くらい

1次職~2次職前半に多いPTだと思います。

全職基本的に未完成で前衛側は防御より、後衛側は火力よりという育成が多いです。
特に装備面での充実は望めない場合などに人数で補佐する方向。
人数を増やす場合は真っ先に火力(or火力+中衛になる)職を増やす。その上で人数が増えたらプリの支援がきつくなるのでプリが適度に手を抜くか(←割と重要)プリ増員。
ここで回復が不安とただ回復役だけ増やしても根本的な解決になりませんので、注意。
アコプリの手数はともかく、回復が足りない場合は無駄な被弾が多いのが主な原因=殲滅力不足です。
人数増えるとプリの負担は大幅に上がるので、適度にサボらせてあげてください。足りない分は人数でカバー。


各ポジションの行動指針(PT向け)

前衛
やや先行して進軍する。
接敵後は範囲攻撃の範囲を意識しながら前衛がまとめる。
中衛が近接職なら火力職との距離は広げすぎない(むしろ後衛側がなるべく近くによるほうが無駄が無い)
遠くの遠距離敵に突進することの無いように。PT調和を乱す行動です。 たとえ遠距離敵が一発で倒せても持ち場放棄はしないこと。
それと最低限の自衛は自分で行うこと。ぶっちゃけ死なないことが仕事。ヒール来なかったwwwなんてのは言い訳です。

中衛
後衛の近くを意識しつつ適度に敵を攻撃。後衛の横湧き処理があるので3匹以上溜め込まないこと。
また敵AIを把握してタゲの移りやすい敵は前衛に任せること。後衛の横湧きは速やかに後衛から受け渡してもらうこと。
前衛のキャパシティが一線を超えた場合は決壊防止のために前衛参加。その場合後衛職は自衛してもらうことになる。
移動時は後衛の後方(つまりしんがり)。ある意味一番忙しい。そして地味。

後衛
ひたすら火力集中。敵を倒す順番というのも状況に応じて変化するので気をつける。
タゲられても逃げ回らない。逃げるとヒールが届かない他、別の敵をさらに呼び込む恐れがある。
こういった横湧きは中衛に擦り付けるのがベスト。敵AIの傾向に応じて対応できるようにしておきたい。
WIZの場合安易なFWは避ける(余計な敵を引っ掛けてタゲ移りする)。

支援
基本ブーストは切らさないことが望ましいが、人数が増えていくにしたがって維持が難しくなるのでそこは、全体の戦力を維持できる程度に抑えて待機をするということも重要。肝心なときに支援職の集中力が欠けてしまって全滅ということも少なくない。
敵にタゲられても落ち着いて行動をする。
プリーストの場合はヒールしている限り死ぬことは少ないので落ち着いて行動をすること。その際自分にばかり意識を集中させないこと。

その他
別途遠距離攻撃の可能な中衛後衛は遠距離敵の駆除を優先で行いたい。弓系であるハンタバードダンサーが最適。
プリーストがニューマ持ちであれば一時的にでも放置出来るので優先する理由は少ないように思えるが、FLEE減少や被ダメの蓄積、チャージアローによる陣形崩壊などもあるので、できる限り迅速に倒しておきたい。
他にも妙に遠距離敵に感情的になりやすい前衛が多い(AGI職に多い)のでそのあたりの配慮も。

SGリセットについて
また、緊急回避で使われるWIZのSGですが、SG1によるSGリセットは時間を作るものであって敵を殲滅しているわけでは無いので注意。
ぶっちゃけた話SG連打してる最中は単に敵溜めてるだけです。ダメージ的には徐々にしか与えられていません。
WIZのディレイも大きいので、凍った後は速やかに一点集中攻撃をして数を減らすことを心がけるのがいいです。
このような回避SGを連打している状況では氷割りをしないこと。目的は凍結による足止めなので、その邪魔をしているのと変わりません。

プリースト、として。
もう一つ。
駆け出しMEプリのマグヌスは正直火力になりません。超余裕のときか、ヤケクソで撃つ以外は事態が悪化することの方が多いです。
別の行動の方がほとんどの場合有効になる現実があります(ぶっちゃけSWやサンクの方が…)
対不死WIZとしてのPT参加ならともかく、支援面を買われてPT参加をしたならばわきまえることが必要になります。
殴りプリにも同じことが言えますが、PTにおいてのプリーストの基本業務は援護です。他職がこれ肩代わり出来ないんであきらめてください。
MEも殴りもこういったフルPTでは活きにくいので、修行と割り切って自分は裏方に徹する努力が必要だと思います。
殴りもMEもステが完成さえすればかなり強力なんですけどね…。

殴りプリのPT行動

あまり積極的に語られることの少ない、殴りプリのPT行動について。

狩りにおいてPTを組む際、その行動や位置取りというのは連携を取る上で非常に重要な項目です。
この部分がしっかり出来ていれば装備の充実や多少の操作ミスなどは気にならなくなるくらいのPT性能を持つことができます。

ここでは殴りプリだけではなく、全体の視点からPTを考察していきたいと思います。

2006年03月08日

殴りプリの立ち回り

 狩場での殴りプリの立ち回りは、大量の敵に囲まれつつも自ヒールでHPを回復し続け敵をなぎ倒すスタイルか、強力な敵を自支援で乗り切り、囲まれない戦闘を目指すかに分けられます。
 しかし、純然たる攻撃職とは違いどのような場合でも敵との接触時間が長く(殲滅時間の長期化)、敵の沸きが激しい場所では殲滅数<沸き数になる場合もあります。
 ここのポイントを見極め、数多くのスキルを有効に使いその場をしのいでいくのが殴りプリの基本戦略であり、奥の深いところでもあります。

 打撃スキルを持たないプリーストでは、即座に敵を倒せるようなスキルがほとんど存在しません。唯一の強力な打撃スキルであるTUは確率という壁があり、プリースト最強の攻撃魔法のマグヌスエクソシズムはINTが不足気味な殴りプリでの運用は非常に限られたケースのみ有効となります。
 よって、この欠点を克服するには、パッシブ殲滅力を高め限りなく殲滅時間を短縮する方向にするか、殲滅が長期になった場合でも乗り切るだけのスタミナをつけていくかになります。

 なお、一番多いタイプのAGI>STR型殴りプリも上記の2案の折衷であると言えます。
 AGIによりASPDを高め殲滅力を確保すると同時に複数の敵に囲まれても高いFLEEによりできるだけ敵の攻撃を回避していく。STRは殲滅の要であるので、FLEEによる防御を維持した上で最大限確保する。
 こういったバランス取りは多くの殴りプリにおいて無意識的に行われていると思いますが、その配分をどのようにするのか、スキルとのつりあいは取れているか、など考慮すべき項目は非常に多岐にわたります。

 このジレンマこそが殴りプリの大きな魅力ともいえるでしょう。


 次に、上記の問題一つ一つの解決案を上げていくことにします。

殲滅力を強化する
 STRをあげる(ATKを強化し、物理攻撃力の確保をする)
 AGIをあげる(ASPDを確保し、攻撃速度を上げていく)
 DEXをあげる(HITを確保し、どのような敵にも攻撃を当てられるようにする)
 強力な武器をそろえる(物理攻撃力の確保)
 属性付与の利用(アスペルシオによる聖属性付与)
 場所によってはクリティカルによる殲滅力上昇を見込める(LUKをあげる、グロリア使用やクリティカル装備の充実)
 TUによる不死一撃昇天(あくまで確率ですが)
 メイス修練の取得
 デーモンベインの取得
 PTを組むことによって殲滅力を強化(ソロにこだわる必要性は薄い)

スタミナを強化する
 AGIをあげる(被弾回数の減少)
 VITをあげる(HP、状態異常耐性の上昇)
 INTをあげる(ヒール量の増加、SP上昇)
 DEXをあげる(補助スキルの高速詠唱により維持を容易にする)
 LUKをあげる(完全回避、状態異常耐性の上昇)
 STRをあげる(POT所持量を増加させる)
 強力な防具をそろえる(防御力の確保)
 キリエエレイソンによるバリア
 アスムプティオによるバリア
 エンジェラスによる被ダメ軽減
 SP回復力向上、マグニフィカート、メディタティオによるSP回復強化
 サンクチュアリの後方展開によるHP回復
 ディバインプロテクションによる対悪魔防御
 PTを組むことによる防御力の上昇

 上記や他の手段を用いて殴りプリの弱点を補っていくことが可能である。
 これらのステータス、スキルはそれぞれの有効範囲を熟知し、相乗効果を狙えるような構成にしていくことで飛躍的にその効果を発揮できるはずである。
 装備品はお金で買っていけるものなので、予算が許す限りより良いものを狙っていきたい。
 PTに関しては、支援プリほど得意な分野ではないが、PT向けのステータス、スキルも考慮した殴りプリであれば十分PTを組んでいけるだろう。
 特に基本HPSPが高くスタミナに優れ(なおかつ心臓破りな経験値テーブルが待ってい)るハイプリーストならば非常に有効な手段である。
 なにより、職設計としてはやはり支援職の位置づけなので、できないわけがないのだ。